とりあえず南に下るか広島の読み方知らぬ駅の地図手に
空を焼くピンクと雲のストライプ運ぶ波より疾く往け呉線
やわらかい珈琲色の鶴の羽広げる前に君来たるかな
貸し借りは男女を繋ぐ桎梏と書かれた本を君から受け取る
君の星空のメタファーに僕の知る物理が物理じゃ無くなりにけり
厭世居士 思考を委ねてはいけない。判断を委ねてはいけない。と、思う日々、有効期限付の繰り返しの日々。俺は君の好きな猫になりたい。高望みはしないから。
君と見に行った図書館裏の猫、ここ数日姿を見せてない。こんなこと今までなかったのに。たぶん死んだよ。幸せだったよ、きっと。みんなに幸せを振りまいてくれてありがとう。君を撫でている時間はすごく好きだった。さようなら。俺はもう一生センチメンタルにはならない。強く生きるよ。