Nara de Rock'n'Roll 3rd

京都の大学生の独り言……

現に今生きている、という才能

小学校の同期と久しぶりに会いました。3年ぶりくらいですかね。

 

小学生なんてほんの少し前だったような感じなのに、卒業してもう10年も経っているわけです。社会人やってたり院生やってたり一浪して4回生やってたり、まあ皆色々立場は変わってるわけです。12歳の頃と同じ気分でわいわいやってましたけど、酒を飲みながら新社会人勢の仕事の愚痴を聞いてるのはなんだか感慨深いです。

 

こうして昔の仲間が集まったときの話題が思い出話に偏るのは当然のことだと思います。色々と懐かしい名前が飛び交いましたけれど、彼等の中にはモデルや俳優、サッカー選手として高みを目指している人もいる一方で、高校を中退した人や音信不通になった人も結構いて割と衝撃的でした。2年前の11月頃、発表の準備でクソ忙しかった時期に、小学校の卒業以来一切関わりの無かった友人から「お前今何しとるの?笑」「お前頭良かったし大学行ってるでしょ笑」とかいきなりLINEが来てぶち切れたことがありましたが、その彼はどうやらマルチ商法にどっぷり浸かっていたらしいと今日2年越しに知りました。

 

最近、大学で仲の良かったサークルの同期が蒸発したこともあって、色々と人生について考えさせられました。現代人のライフサイクルに用意されてる挫折ポイントって多すぎやしませんか。今日飲んだ奴らも、大学の仲間も、高校の親友も、そしてオレも、その挫折ポイントを運良くくぐり抜けてきただけで、まだまだこれからもどこかで誰かがドロップアウトするかもしれない。そう思うとぞっとします。